サイクリング前の準備と注意事項
気持ちは若いつもりでいても、身体には経年劣化と日ごろの疲れが蓄積していますよね。
万が一の事態が起こってしまった時に、家族や会社にかける迷惑を最小限に抑えるために、準備をしておきたいものです。
ここでは、サイクリングに出かける際に気を付けておくべきことをチェックしてみましょう。
出発前の準備
まず、体調管理についてお話しましょう。
前日に脂っこい食べ物や深酒を避けることで、体調を万全にしておくことが大切です。
次に持ち物を確認しましょう。
フロントライト、テールライト、ベルといった法定保安部品はもちろん、携帯ツールやチューブ、パッチなどのパンク対策アイテムも忘れずに。
さらに、身元確認書類やスマートフォン、現金、スマホの充電器、補給食と飲料ボトルも持っていくと安心です。
コース
走行するルートを事前に調べることも重要です。
自転車用ナビアプリを使って、総走行距離や区間距離、獲得標高、コンビニや休憩場所の有無を確認しておくことで、精神的にも安心して走れます。
趣味のアイテム
持ち物の中には趣味のアイテムも含めましょう。
例えば御朱印帳やスケッチブック、カメラの電池とメモリの確認、日焼け止めなども大切です。
車両のチェック
サイクリング前に車両のチェックも欠かせません。
タイヤやブレーキに異常がないかを確認し、チェーンの掃除と給油も前日の夜までに行っておくと良いでしょう。
サイクリング当日
当日は、走行前に必ず車両が正常に作動するか確認しましょう。
本格的に走り出す前に、10メートルでも試運転して駆動や減速、変速に違和感がないか確認してください。
また、ストレッチや柔軟運動をしっかり行って、体を準備しましょう。
走り出す前には、もう一度忘れ物がないか確認しておくことも大切です。
走行中の注意点
走行中は交通ルールを守りましょう。
詳細は「自転車の5つの基本的なルール」を参考にしてください。
疲れたら無理をせずに早めに休憩を取り、交通量が多い道は避けるようにしましょう。
また、水分補給はこまめに行い、お腹が減った状態にならないように補給食を食べましょう。
休憩場所から再出発する際には、忘れ物がないかしっかり確認しておくことが大切です。
帰宅後
無事に帰宅したら、水分をしっかり補給し、ストレッチと柔軟で整理運動をしましょう。
この時点でストレッチしておくと、帰宅後や翌日の疲れがだいぶ違います。
自転車の大きな汚れを簡単に落としながら、タイヤやブレーキ、チェーンを確認します。
早めに異変に気付けると、次回出かける際に問題が起こることを防げます。
次の日
お風呂にゆっくり浸かって筋肉をほぐし、日焼け止めをきちんと洗い落としましょう。
水分と栄養をしっかり摂り、早めに就寝して体力を回復させましょう。翌
日にはチェーンの汚れを軽くでも拭き取っておくと良いでしょう。
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