仲間や友達と複数でサイクリングするのは楽しい反面、時間や場所で準備をしたり気を使ったりと色々と大変だったりします。
そういった面から考えると、1人で出掛けるのは気楽でいいですよね。と同時に、トラブルの時に頼れる仲間もいないので、そこも1人で対処するということです。
そこで、1人でツーリングに出かける際に必要な準備とスキルを確認したいと思います。
どのようなアクシデントが想定できるでしょうか。
・道迷い
スマホのナビアプリを活用しましょう。
自転車対応のものなら、サイクリングロードなど自転車に適したルートを案内してくれます。
不安になった時点で早めに地元の人に道を確認しましょう。
コミュニケーションは旅の醍醐味(旅の恥はかき捨て)でもあります。
・寒い・暑い
走り始めて10分後に快適な服装を基本に考えましょう。
フロントジッパーを上下したり、脱いだり着たり、細かく体温調節できる服装が良いです。
・暗くなる
事故や疲れなどのリスクを考えると、明るいうちに終わりたいです。
前後ライトは必ず装備しておきましょう。
昼間走行時でも前後点灯しておくと、自動車から発見されやすくなって事故リスクが下がります。
・バッテリー切れ(スマホ、ライト)
ずっと移動していると、スマホが常に位置情報をサーチし続けるために電池の消耗が早いです。
ライトを昼間点灯して走っていて予想以上に時間がかかって暗くなってしまった場合、電池がなくなってしまいます。
スマホと前後ライト、両方充電できる装備が必要です。
自転車はガソリンを使わない代わりに、自分の体力だけが頼みです。
スタミナ切れ、エネルギー切れの事を「ガス欠」と言います。
向かい風や登りが多いコースだと、思った以上にカロリーを使います。
カロリー補給が追いつかないと身体のエネルギーがなくなって、文字通り動けなくなってしまいます。
朝ごはん、昼ご飯はキチンと食べて、休憩時にも適度にカロリーを補給しましょう。
途中でコンビニも何にもない区間が予想以上に長いことも結構あるので、いつでもバッグやポケットに非常食を用意しておきましょう。
・パンク
これは「運」なので、20年以上パンクしてない人も、1日で3回パンクする人もいます。
パンク修理の練習は必ずしておきましょう。
チューブ交換、パッチでの修理方法はできるようにしておくとイザというときに焦らずにすみます。
替えのチューブを持っていても、パッチも持って行くことをお勧めします。
・故障(自身、車体)
車体の故障も自身の故障も、日ごろのメンテナンスと乗車前点検でかなり回避することができます。まずはそこを両方キッチリ大切にしましょう。
それでも起こってしまった予期せぬ故障には、無理せずに応援を呼びましょう。
地元の人でも友達に電話するでもいいので、無理して二次災害をおこすことが無いようにしましょう。
“取り返しがつく程度なら”、いい思い出になります。
・落車(転倒)自爆、事故、自身、車体
自転車で走っている時に、何らかの要因で転倒することを「落車」と言います。
では、自転車で転倒するときってどんな時でしょう?
おもに「自分がコントロールできる範囲を超えた時」と「想定外の事がおこった時」ですよね?
体や風向きの調子がいいときや、下りの道などでは、ついつい調子に乗ったり気が緩んだりしてしまいがちですが、以下の3点を心がけることで自爆も事故も大幅に減らせます。
①交通ルールを守る。
②スピード出しすぎない。
③常にリスク管理する。
*それでも落車してしまった場合
車で事故をおこしたときと一緒です。
まずは相手(または自分)の怪我人の保護を最優先してください。
そして、できるだけ二次被害が発生しないような処置をしましょう。
『必ず自転車保険には入っておきましょう!』
・車体盗難
スポーツバイク=高い=高額で売れる。。。そんなモノが無造作に置いてある。。。ってことは、、、?
メルカリやヤフオクで車体でもパーツでも検索してみてください。高いんですよ。
車体構造が多少でもわかっている人なら、1分もあればワイヤーロックを切って乗用車のリヤシートに乗っけて逃げることが可能です。(マジ)
絶対に盗まれない方法はないですが、盗難を躊躇させることでリスクは減らせます。
少々重量や値段が増えても多少面倒くさくても、盗難対策をシッカリするか、
「盗られたら諦める」マインドを作るかです。
しかし、ヘルメットだけ持ってバスを乗り継いで帰るの、、、嫌ですよね~…(;´・ω・)
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